0800603 「人を10分ひきつける 話す力」 齊藤 孝 だいわ文庫

0800603

人を10分ひきつける話す力 (だいわ文庫)

人を10分ひきつける話す力 (だいわ文庫)

<目次>

第1章 「知情意体」を鍛える

第2章 人をひきつけるための「ネタ」「テーマ」「ライブ感」

第3章 話すトレーニングの実際


<概要>

CMは視る者を虜にする。これは15秒という短い時間の中に、多くの意味が込められている、つまり「意味の含有率」が非常に高いためだ。人をひきつける話には、聞き手にとっての「意味」(誰かに話したくなる等)が濃い。
意味のある話をするための準備&コツは以下3つ。

「ネタ」→常日頃からアンテナを貼り、話せるレベルまで咀嚼し、ストックしておく。

「テーマ」→タイトルやキャッチフレーズは新鮮かつわかりやすいものを選ぶ・記憶に残るように奇をてらうのも一計。

「ライブ感」→場の空気を読む(人の表情等)、相手によって(反応によって)話を変える

話すトレーニングとしては、とにかく場数を踏むべし。身近な人を相手に経験値を積むことが重要。その際、相手からフィードバックをもらうこと。ひとりで行う場合は鏡を使う&録音等をして確認。
場数を踏むことにより、しゃべりの時間感覚(間隔)、要約力も磨かれる。

<感想>

読者が共感できるような例を用い、スラスラ読める。
ただ中身はありきたり+ボリューム不足。
類型の分厚いハードカバーが苦手orプレゼン入門書としてはオススメ。